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さて、スタンバイサーバーの設定が完了したところで、メインが壊れてたときのスタンバイサーバーへの設定方法を紹介する。
ただ、仮想マシンでメインサーバーに障害が起きたことを再現することは難しい。そもそも仮想サーバーなので壊しようがない。物理サーバーなら、コンセントを抜いたり金槌でたたくことは出来るが。そこで、実際には出来ないが、壊れたと想定する。
スタンバイサーバで、
fmsadmin standby disconnect
とコマンドを打つ。そうすると、メインとの接続が切られ、スタンドバイサーバーはスタンドアローンサーバーとして起動することになる。その状態で、AdminConsoleにログインして、すべてのファイルを開く。こうすることによってクライアントは再接続できることが出来る。
さて、本連載も残りわずかとなる。FileMakerServer14の新機能、スタンバイサーバーの設定を行いたい。ここまでの説明の中で、同じネットワーク上に2つの仮想マシンが設定されて、そのうちの1台にはFileMakerServer14がインストールされているものと思う。
言い忘れたが、この2台はハードディスク容量と物理メモリーは同じでないといけない。説明はそこからはじめる。
さて、これでFileMakerServerにアクセスしたりアップロードできたりすると、そうはいけない。Firewallの設定をしないとアクセスできない。
次は、FileMakerServer14のAdAdminConsoleの設定を行う。展開終了後、そのまま設定を行うことが出来る。まずは、ユーザー名とパスワードを入力する。