Windows8ファイル共有方法
Windows7からファイル共有がややこしくなった気がする。そこで、備忘録もかねてWindows8 のファイル共有方法をまとめておく。ググるといっぱい出てくるのだが、いずれもすべてのネットワークでパスワード保護を無効にしろと書いてある。
富士通
NEC
VAIO
All About
IT Pro
それは危険でしょう。と言うことで記述しておく。
参考になるのは左に示した本。
ファイル共有の参考になる。基本はファイル共有するためだけのアカウントとパスワードを作成すること。
この時、Windows7まではいいのだが、Windows8ではMicroSoftアカウントとローカルアカウントと2つ作成できる。ローカルアカウントは従来と同じアカウント。必ずこちらの方で作成する。作成方法は各サイトを参考にして欲しい。
VAIO
富士通
この時追加するアカウント名とパスワードは半角英数字にすること。全角にするとトラブルの元だ。また、権限は標準ユーザーで良い。普通に作成すれば標準になっているはずだ。
なお、Proバージョンを使っていれば、コントロールパネルから簡単に複数作成することができる。コントロールパネルからコンピューがー野管理を開いてコンソール ツリーで、[ユーザー] をクリックする。詳細はMicroSoftのページを見て欲しい。
今回は、
ユーザー名 :user
パスワード :user
とした。
次にホストでのフォルダーの設定。まずは共有したいフォルダーを作成→プロパティーから共有タブを選ぶ。
共有にチェックを入れ、名前を入力。その後アクセス許可をクリックする。なお、名前の後ろに$マークを付けると不可視となる。すなわちアクセスする場合は、後述するが、ファイル名を指定して実行[\\(PC名)\(共有フォルダー名)]としないといけない。一度接続すればネットワークドライブに割り当てたりすれば良い。
次にデフォルトで入っているEveryOneを削除する。別に削除しなくてもいいが、ユーザー毎のアクセス管理をしやすくするために削除して空にしておく。
誰も共有できないことを確認してから追加をクリック。
続いて共有する権限を設定する。権限の内容は下記の通り。まあ、ReadOnly(読み取り)か読み書きで良いのではないか。
読み取り | 共有フォルダーの表示、データファイルを開くこと(変更不可)、プログラムの実行が行える。 |
変更 | 「読み取り」に加えて、ファイルやフォルダーの追加、ファイルの変更(データ内容の変更など)、ファイルの削除を行える。 |
フルコントロール | その名の通り、フルコントロールが可能だ。「読み取り」「変更」の各内容とともに、「アクセス許可」「所得権の取得」が行える。 |
ここまでがホストの設定。続いてクライアントの設定。
まずは、ホストへの接続方法
(1)エクスプローラーのネットワークからPCを選ぶ
(2)ドライブ名を割り当ててアクセス
(3)ファイル名を指定して実行から
¥¥(PC名)¥共有名
を入力してアクセスする。
この例の場合
¥¥MACBOOKPRO¥Share
となる。
さて、実際にアクセスすると最初の1回だけユーザー名とパスワードを聞いてくる。そこで、設定した
ユーザー名 :user
パスワード :user
を入力。
この時に必ず資格情報を記憶するにチェックを入れておくこと。こうすることによって2回目以降は何も入力せずに繋げることが出来る。
無事共有された。この状態で先程説明したクライアントからの接続方法を設定しておく。また、ユーザー毎にアクセス権限を設定できるから良い。
なお、今述べたセキュリティーを考慮した共有フォルダー設定に関しては、情報処理センター(教職員向け)のページが参考になる。
なお、そこのページにも書いてあるが、本当にセキュリティーを高めたいときならば、パブリックフォルダーをOFFに使用。左の設定をすればOK