FileMakerカンファレンスin大阪その2
昨日に続いて備忘録もかねて内容紹介。株式会社イエスウィキャン システムアドミニストレーター 増冨 さんの「FileMaker Server はじめの一歩 FileMaker WebDirect編」の続き。
WebDirect対応するブラウザは
safari 6.1以降、IE 10or11 Chrome 27.x
この3つ、FireFoxは動作対象外。
動作サーバースペックと推奨サーバースペックは以下の通り
動作 | 推奨 | |
CPU | 2Core | 4Core |
メモリー | 4GB | 8GB |
空きHD容量 | 8GB | 10GB |
接続数に応じてスペックも上がる。下記のスペックはかなり高スペックのように見えるが、昨日紹介した1接続あたりのスペックから見ると、結構理にかなっているそうだ。
同時接続数 | 7~16 | 17~26 | 27~50 |
CPU | 4Core | 8Core | 12Core |
メモリー | 4GB | 12GB | 16GB |
WebDirectのレスポンスをあげるためには、書式やフォントを統一すること。というのは、1つのオブジェクト毎にCSSを書くことになるので、書式が変わるとCSSの量が多くなり、レスポンスに影響する。また、タブレイアウトは入れない。タブレイアウトでは、アクティブタブで無いタブ情報もすべて読み込むので、レスポンスが悪くなる。
サーバーではTCPポートとして16001と5003は必ず開けること。16001はFMSからwebサーバーへアクセするときに、5003はその逆で使用する。
3つめのセクションはパットシステムソリューションズ有限会社 特別顧問 河村さんによる「グローバル格納を駆使して、大幅に機能強化したグローバルソリューションに」。川村さんは昨年大阪で開催されたFTSセミナー管理者編の時の講師であった。ヘビメタ好きで、上から下までどくろマーク付きの衣装で登場した。さすがに中級編とあって多少難しかった。
グローバルフィールド格納とはFileMakerのファイルそのものに帰属する値である。コンテキストに依存しない、リレーションに関係ない、セッション毎の値である。つまり他のユーザーと接触しない。レコードも1つだけであるから、グローバル格納されたフィールドだけで一つのテーブルにしましょうという話。どこでも使える値一覧というのが消化された。