Windows8発売
本日Windows8が発売になった。ヤマダデンキに見に行ってきた。実は事情があった。家の鍵を忘れてしまい、家族が全員留守をして締め出しを食らった。行くところがないので、結局9時過ぎまでヤマダデンキで見ていた。おいてあったのはNECとダイナブックとVAIO。ダイナブックはタッチ操作ができなかった。タブレットタイプになるのはVAIOだけだったので、VAIO Duo 11をいじくり回した。
jobsが最初にiPadの試作品を触ったときに、2~3分触っただけで怒って壁に試作品を投げつけたそうだ。私もVaioを投げつけたい衝動に駆られた。すべてが中途半端。
まず、デスクトップにしてみた。ところがThinkPadにあった乳クリマウスと同じようなものがあったが、これが実に反応が悪く使いにくい。これで頭にきた。しかし、後でわかったことだが、このポインターはくりくりするのではなく、MightyMouseのように優しくなでるのだそうだ。これで多少は使い勝手が良くなったので、少しは落ち着いたがまだ頭に来る。
ひとたびタブレットの世界に入ると、文字入力がすごく面倒くさい。キーボードがiPadのように3つに割れる。真ん中がテンキー。しかし、両サイドのキーが赤ちゃんの指でしか打てないようなサイズのキーボード。これで入力は無理だ。
さらに付属のデジタルペンを使うことも出来るのだが、このペンが実に使いにくい。まず、反応が悪い。また、多少パネルから離れていても反応するようなのだが、反応が悪い。少し遅れてしまうので、実に都合が悪い。デスクトップで文字を書こうとすると画面の右下に手が当たってしまい、日付と時間のポップアップがすぐに起動してしまう。
さらにiPadの7noteそっくりの入力ソフトがついているのだが、これも7noteと比べると使いにくい。
パワポでスライドを作ろうとしたが、キーボードもキーも少しサイズが小さく打ちにくい。また、タブレットの世界に入ってしまうとパワポの修正が簡単にできない。
iPadの場合はkeynoteの編集は曲がりなりにも出来る。しかし、W8ではキーボードがないとまともな編集が出来ない。これでは外出先でパワポをちょっと修正しようにしてもおぼつかない。
さらに重さ。iPadminiと比べると比べものにならない。こんな重いものをずっと持ち歩けるのだろうか。
iOSの場合は、文字入力も簡単だし、Siriも使えるし、写真も撮れるし、音楽も聴ける。これらの機能はw8にはない。
というわけで、今日の印象はきわめて悪し。一度タブレット専用機を使ってみたいと思う。