ファイルメーカーProのデモ
朝一で職場の同僚と昨日の都教委の判決に関して喜び合う。
午前中にニュース編集会議で、若手(20代)の弁護士のインタビュー。普通法律相談は30分5000円で延長なしだが、彼は手みやげ一つで、2時間インタビューに応じてくれた。いろんな話が聞けて、本当に面白かった。中高時代、彼は様々な経験をしていた。薬物中毒患者やホームレスの人などを学校の講座に呼んできたりしていた。それが今の弁護士の活動に役に立っているという。彼は、医療過誤の病院側の弁護活動が、7~8割、少年事件は1~2割、残りが民暴事件だそうだ。何故悪徳と思われる病院側の弁護活動をしているのかという彼の理論が面白く、なるほどなあと思うところがあった。彼は医療界を良くしようとは思っている。彼の理論では、患者側ではしょせん敵になる、味方側しか言えないことがあるだろう。そこから医療事故が起こらないように医療界を変えていきたいとのこと。まず、何よりも訴訟にならないようにすることを一番に気をつけている。訴訟になると被害を受けた患者側がさらに不幸になるから。病院側といっても負けるときは負けて損害賠償はする。負けなければならないときもある。しかし、従来の判決と大きく異なる「理路整然とした非常識」による多額の損害賠償については闘う。「正義の大鉈」を振るっても医者が萎縮して手術をしなくなるだけで、医療事故がなくなるわけではない。戦うのは弁護士で、医者は医療に専念する環境を作るのが仕事だ、と言っていた。
少年事件に関しては、一番やりがいがあるけど一番金にならないそうだ。やりがいがあるのは、少年がみるみる変化し、家族関係がかわり、家族みんなから感謝されたとき。今の時代に、こんな不幸な家庭があるのかという事件によく遭遇するとのこと。
親子3代にわたる弁護士一家なので、やはり頭がよくエリートなのだろう。しかし、風貌といいとてもそんな風に見えないところが良かった。
夜はAppleStoreでComputerWorksの鬼頭さんによるファイルメーカーProのデモに参加した。ちょっと早くついたので、LOFTへ行く。その最中に私と同じSHUREのE4cヘッドフォンをつけている人を初めて見た。説明書に書いてある通りにコードを耳の後ろに引っ掛けていた。
ファイルメーカーProのデモは先週高岡さんの話を聞いたので、ダブっているところもあり、よく理解できた。その後は鬼頭さんとユーザークラブの人と一緒に飲みにいく。ファイルメーカー談義で盛り上がった。