FileMakerCloudを構築する(3)
続いて、FileMakerCloudの設定。バージョンは最新バージョンを選択する。なお、FileMkakerCloudはサーバーでいうところのV15相当である。したがって、公開するファイルのファイルオプションのところで、開ける最低バージョンを16とすると、公開できなくなる。
続いて、FileMakerCloudの設定。バージョンは最新バージョンを選択する。なお、FileMkakerCloudはサーバーでいうところのV15相当である。したがって、公開するファイルのファイルオプションのところで、開ける最低バージョンを16とすると、公開できなくなる。
今日FM中部の勉強会に参加した。いつもと同じく、非常に勉強になった。
まずは、FileMakerVer15の新機能についての勉強。V14からの機能も含めて印象に残ったこと。
まずは、スクリプトワークスペースで、マウスをタブの位置に当てて、CTRLキーを押しながらクリックすると、ウィンドウが現れる。そこで問題性のチェックができる。あくまでも簡易的なものではあるが、必要な引数などがないと行がハイライトする。
続いて、スクリプトワークスペースを起動している状態で、編集メニューからスクリプトの設定を選択すると、構文の色を設定することができる。
続いて、V15の新機能で、テーブルデータの削除について。これはFileMakerServer14にホストされているファイルでは削除できない。FileMakerServer15にホストされていないとダメ。スタンドアローンの時は大丈夫だと思うが。
続いて、命名規則について。これは寿紹介のフッキーさんの方式。必ずしもこれがベストというわけではないが、各自のルールを持つことが大切だ。
まず、関連テーブルの表示順はUNICodeのソート順となる。従って、必要なテーブルが上に来るように名前をつけておくとよい。例えば
_sConector,_sSelector,_ZVirtualListのようにすると一番上に現れる。
また、フィールド名を検索する時は、前方一致検索となる。従って、印刷表示用 と命名するよりは 印刷 表示用とスペースを間にいれた方が印刷 と 表示 と両方の検索に引っかかっているので検索しやすくなる。
日々増えるテーブルはジャーナルテーブルという。したがってテーブル名の頭にj をつける。反対にあまり変更されないテーブルはマスーターテーブルとなることが多い。そういう時はm_をテーブル名の先頭につける。
アンダーバーを付けることによって、一番上に表示されるようになる。アンダーバーを2回続けて__とするものはレイアウトを持っているテーブルとする。つまりリレーションシップグラフで一番左側にくるもの。
従ってテーブルオカレンスの名前は
注文入力__j_注文 >> m_商品 重複チェック
のようにつける。最初の「注文入力」はレイアウトを持っているもの。
>>はリレーションの方向を表す。 最後の重複チェックはそのテーブルオカレンスの役目を表す。
今日会社のFileMakerServerを今までのVer12から15へあげた。Server12が出たときのWebDirectが誕生し、それを利用したかったのだが、ポートの80を他の機能で使っており利用することが出来なかった。それでVer12のままでほおっておいた。ところがVer14になってポートの番号を変えられるようになった。