無言館
研修を終えて無言館に行ってきた。戦没画学生達の作品が飾ってある美術館。山奥にあった。しかし、かなり混んでいたし団体客も来ていた。入ってすぐ飾ってある、日高安典「裸婦」が一番印象に残った。恋人の裸像を書いたものだ。下に文章が書いてある。「あと5分、あと10分でもこの絵を描いていたい。…そして帰ってきたらこの続きを描きたい。」どれだけ悔しかっただろうと考えると、じっとその絵の前で立ちすくした。その絵が入った絵はがきと本を買って帰る。すばらしい美術館だ。
帰る途中に海野宿に寄ってきた。馬籠や妻籠とは違って平地。また、人通りも多くなく観光化もされていない。うだつを見た。